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★ホームページ用の画像加工 ~ 2.画像加工(Photoshopの場合)
     

スキャンしたマンガ原稿の画像を、Photoshopで加工する方法です。
★Windows版で説明しますが、Mac版でも操作は同じです。

例として、喬野たいこさんからいただいた年賀状を使って説明します。
スキャン直後の画像はごらんの通りです。(文面は消してあります)
     
(1)必要な部分をトリミング(切り取り)  
     
 

ツールパレットの切り抜きツールを選びます。
画像の、使いたい部分をドラッグして囲みます。
要領としては、使いたい部分の左上でマウスボタンを押して、押したままマウスを右下に持ってきて、使いたい部分全体が点線で囲まれたらボタンを離す、というようにやるとうまくいきます。
選択した後も、四隅や辺の真ん中についている四角(ハンドル)をドラッグすると、選択範囲の大きさを変えられます。

   

選択範囲の大きさが決まったら、選択範囲の内部をダブルクリックすると、画像が切り取られます。

 
   
(2)ゴミ取り、不要部分の消去  
   
 

画像の上に乗っているゴミや、不要な部分を消去します。
例のイラストの場合、文面の文字が入ってしまっているので、それを消します。
鉛筆ツールで、描画色を白にして、文面の文字を白で塗りつぶしてやります。

黒ベタの上に白いゴミが乗っていたら、同様に黒で塗りつぶしましょう。

カラー原稿で、色の上にゴミが乗っている場合は、スタンプツールを使って色をコピーして塗りつぶしましょう。
Photoshopのバージョン7からは「修復ブラシツール」を使うと便利です。

 
   
(3)色調整 黒を完全な黒に、白を完全な白に  
   
 

紙原稿をスキャンした画像の場合、紙の部分が完全な白にならずに、薄い色や紙目の陰が出ていることが多いです。
黒ベタも同様に、完全な黒にならないことが多いです。
例のイラストで、髪の部分を拡大してみると・・・

紙の部分に、紙目の陰が出ていることがわかります。
また、黒ベタもグレーの部分がかなりありますね。

この色調整のために、メニューの「イメージ」-「色調補正」-「レベル補正」を選びます。
すると、グラフのウインドウが出てきます。

このグラフはどういう意味かというと、横軸の一番左の0レベル(完全な黒)~一番右の255レベル(完全な白)まで、画像のドットがどんな分布をしているかを表しています。
このイラストの場合、右の255レベルに近いドット(かなり白)と、やや左の70レベルくらい(濃いめの黒)のドットがすごく多くて、逆にもっと下の濃い黒のドットは全然無い、ということがわかります。

グラフの下に、黒三角▲、灰色三角△、白三角△の3つの三角があります。
まず、左側の黒▲をマウスでドラッグして右にずらし、グラフの山が立ち上がる辺りまで持って行きます。
(この時、右下の「プレビュー」にチェックを入れて下さい)

髪の黒ベタの部分が、ほぼ完全な黒になります。

同様に、画像のプレビューを見ながら白△を左にずらします。

紙がほぼ完全な白になります。

右上の「OK」ボタンをクリックして、この変化を画像に適用します。

イラスト全体はこんな感じになります。
コントラストが強くなって、すっきり綺麗になりました。

※この加工をすると、ペンタッチ(ペンの入り・抜き)の部分が変化します。
変化の様子が気に入らない時は、一度「取り消し」で加工前に戻り、再び「レベル補正」をして、中央の灰色△をドラッグして調整してください。

 
   
(4)ドット数を変更  
   
 

ホームページで見せたいサイズに合わせて、ドット数を変更します。
メニューの「イメージ」-「画像解像度」を選びます。

下の「画像の再サンプル」にチェックを入れて、上の「ピクセル数」の「幅」または「高さ」の欄にドット数を入れます。
片方を変えると、もう片方は連動して変わります。

「OK」ボタンをクリックすると、画像のドット数が変更されます。

 
   
(5)画像をシャープにする  
   
 

イラストにもよりますが、(4)で解像度を変えた時、全体にボケた感じになることがあります。
その時は、メニューの「フィルタ」-「シャープ」-「シャープ(輪郭のみ)」を選ぶと、画像が自動的にシャープになります。
メニューを選んだ瞬間に変わるので、よく見ていてください。輪郭がピッとくっきりする感じになります。

シャープ前   シャープ後
 

髪のツヤベタ付近で、変化がよくわかります。
画像の輪郭がくっきりしますが、ドットのギザギザが出てしまうこともありますし、元のソフトなタッチの方がいい、ということもあるので、好みで使うといいでしょう。

 
   
(6)画像を保存  
   
 

これで画像の加工は終わりですので、ファイルに保存します。
メニューの「ファイル」→「別名で保存」で、「加工後」などとファイル名を変えて、まずはPhotoshop形式で保存します。

 
   
(7)GIFまたはJPEGに書き出し  
   
 

ホームページ掲載用の画像を作るために、GIFまたはJPEG形式で書き出します。
メニューの「ファイル」-「Web用に保存」を選びます。
(このメニューはPhotoshopのバージョン5.5以降で使えます)

このウインドウでは、左側に元画像、中央に圧縮後の画像が表示されて、2つを見比べながら右側の設定を変えていきます。

まず画像フォーマット(「設定」枠の左上)ですが、白黒原稿の場合はGIFにすることをお勧めします。
GIFは色が256色しか使えない欠点があるのですが、白黒画像(8bitグレースケール)はもともと256色しかありません。また、JPEGと違って圧縮しても画像が荒れません。
カラー原稿でも、アニメ調の絵で色数が少ない場合はGIFでOKです。
カラー原稿で色数が多い場合(グラデーション塗りや微妙な色使いなど)や、画像が荒れてもいいからとにかくファイルサイズを小さくしたい場合などは、JPEGにしてください。

GIFを選んだ場合は、さらに色数が指定できます。(「設定」枠の右側の「カラー」)
GIFは最大256色まで使えますが、128色、64色・・・と色数を減らすと、ファイルサイズを小さくすることができます。
ただし、あまり色数を減らすと画像が荒れてきますので、左側の元画像と中央の圧縮後画像を見比べながら、最適な色数にしてください。

以上の設定ができたら、「保存」ボタンをクリックして書き出します。

 
   
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