●トップ > Freshers Home > 八島時さん

名前:八島時 (やじまとき)
出身地:新潟県 誕生日:9月13日(乙女座) 血液型:AB型
受賞歴:
「コワレモノの君」 第130回LMSベストルーキー賞
「地上に願いを」 第31回LMGゴールドデビュー賞
公式サイト:

時屋
http://time.gozaru.jp/

これまでの作品履歴、アナログ/デジタル彩色のオリジナルイラスト、
雑記などが見られます。
作品リスト

●最新情報

2010/11/10 ★LaLaスペシャル12月号★「鬼狩り姫」

処は越後・飛高の国。領主の娘・蓮姫(れんひめ)は小鬼を捕らえては従わせて「鬼狩り姫」と呼ばれている。国のために最強の鬼の軍団を作りたい蓮姫は、暗闇ヶ原の最強の鬼を捕らえに行くのだが、鬼の明彦(あかるひこ)は、蓮姫が弟の暗彦(くらひこ)の生まれ変わりだと言い...
国のため、そして大切な人のために、守られるだけでなく戦おうとする蓮姫。「今時の女の子」という感じですね。それこそが自分の意志で自分の道を選んだ、暗彦の生まれ変わりなのかもしれません。

2010/10/09 ★LaLaDX11月号★「第三セカイ」

第一世界=恐竜の時代、第二世界=人間の時代、そして今は第三世界=羽が生えた新人種の時代。有翼種のティタは第二世界の人口冬眠カプセルから、植物学者の人間・アーサーを助けた。いつか白い羽の成体になって「つがい」を見つけるつもりのティタだが、アーサーのことが気になって...
女の子なのに「発情」「つがい」と堂々と言ってしまうティタですが、「恋」は知らないようで...。今から1200年後の未来世界にも「恋」はあるのでしょうか。人と人が出会う意味はどれだけ変わっているでしょうか。八島さんらしいファンタジーストーリーです。

2010/01/09 ★LaLaスペシャル2月号★「超文化☆デイズ」

小5の頃にオーストラリアにホームステイした東雲佳乃(高1)の家に、突然グラティア王国のアルフレート王子がホームステイすることになった。かつて世話になったホストファミリーのように彼を助けたい佳乃だったが、アルフレートは大量の使用人を引き連れてマイペースで...
「郷に入っては郷に従え」と言いますが、郷に入る気ゼロのアルフレート王子。本人に悪気が無いとは言え、家をそこまでするのはどうよ?(笑) でも結局、一緒の目線で共に歩いてみないと、友達にもなれません。友達以上になるのはまた別の話で(笑)

2009/08/10 ★LaLaDX9月号★「花冠のラージャ」

最年少の神官・明羅(あきら、♀)は、奇跡を起こすという少年王・珠夜(しゅや)の力を確かめるため、杜藍(とらん)国へやってきた。無理矢理侵入した城で、珠夜が金の亡者であることと、本当に病気を治す力があることを知ったが…
神官のエリートであるはずの明羅ちゃん、実は護衛もあきれる猪突猛進娘(笑) 彼女がぶつかった珠夜王の本心は、いったいどこにあるのでしょう? とりあえず理解するだけの時間はありそうですね(笑) 続編を楽しみにしています。

2009/07/10 ★LaLaスペシャル8月号★「初恋エレジイ」

三輪恵人(けいと)はイケメンで彼女が絶えなかったが、実はこれまで自分から好きになった事が無く、長続きしていない。そんな恵人が初めて好きになったのは親友・千原煌一(こういち)の妹・沙知。家が隣で幼なじみの沙知に、密かにドキドキしている恵人なのだが…
普通の青春恋愛物のせいか、これまでの作品より絵がかわいい感じですね。男の子は、意味も無いことに情熱を燃やしたり、外の世界へ冒険したくなるものです。きっと、自分だけの大切な理由があって。新しい旅立ちに、乾杯!

2009/03/10 ★LaLaスペシャル4/1号★「花鬼譚」

流行り病で目が見えなくなった月子は、天ノ原山で出会った鬼・緋王から左目をもらい、目が見えるようになった。父親から遠ざけられてさびしい月子は、鬼を慕うようになったが…。
八島さんはやっぱり和風ファンタジーが似合いますね(^_^) 人の気持ちが鬼を作り、また時には鬼のような行いをしてしまいます。元は人だったという緋王は、鬼から人に戻ることはできないのでしょうか…。

2008/08/25 八島時さんからお手紙到着!

八島時さんからお手紙が届きました! ありがとうございます(^_^)
封筒の中には暑中見舞いの絵葉書の他、便せん1枚のお便り。こちらのサイトも見ていただいているそうで、ありがとうございます。
絵葉書は夏らしく、青空をバックに制服(夏服)の女の子。八島さんはファンタジー作品が多いですが、こんな青空の似合う青春物語もぜひ読んでみたいです。
これからも頑張ってください。ささやかですが応援していきます。

2008/08/09 ★LaLaDX9月号★「さかさま魔女」

ハイルラント王国の第二王子・シャイロック=ハイルラントは、兄のイーリスが幼い時に黒い魔法使いに重病を直してもらった代償に、17歳の誕生日に「花嫁」になる約束になっている。その時母親のお腹の中にいたのが男の子だったと知らなかった黒い魔法使い・サーシャは、17歳の誕生日の半月前に迎えに来たが、シャイロックが男と知って愕然。「姫になれ!」とさかさま魔法をかけたが、鏡で反射されて逆に自分が女になってしまい…。
ファンタジーで始まったお話が、八島さんには珍しく何だかドタバタコメディ。17歳にサーシャの花嫁にならなければ死んでしまうという魔法を解くため、走り回るシャイロックとサーシャ。わかり切った結末と思いきや、ちょっとどんでん返しです。

2008/05/10 ★LaLaスペシャル6/1号★「イクサヒメ」

高津日国の姫・イツハは、周囲の国から自国を守るために、封印されていた神代の化け物・ヤマタノオロチの封印を解いた。しかしヤマタノオロチ―まこと名カムロは、酒ばかり飲んでいて役に立ちそうに見えないのだが…
「カムナビの娘」に続く古代の物語。神話のヤマタノオロチは八つの頭を持つ蛇の化け物として語られますが、人の姿をしているというのは新しい解釈でおもしろいですね。
子供の頃から戦に出ていて「イクサ姫」と呼ばれるイツハですが、国を思い、民を思う真っ直ぐな気持ちが、カムロの心を動かします。

2007/08/10 ★LaLaDX9月号★「カムナビの娘」(第2話)

侵攻してきた蝦夷へ対処するため、日坐の国の東端・珠葉の里へやってきた飛良と小波也。蝦夷の軍勢を国境に確認に行く飛良の留守中、小波也が飛良姫の身代わりとなったのだが、不意に蝦夷のまとめ役・アトリにさらわれてしまう…。
八島さん初の続編です\(^_^)/ 「私が何かを失っているとしても、ひきかえにこの国に得るものがあるならばかまわない」。自分の意志で選んだ道なら、例え損をしても、得るものが無くても、自由な自分の人生です。そしてその道の先でこそ辿り着ける何かがあるのでしょう。

2007/04/10 ★LaLaDX5月号発売★「カムナビの娘」

神々の息吹が漂う古代の日本、小波也(こはや)は日坐(ひまし)の国の巫女・飛良(ひら)姫の宮仕え。しかしヤマトの軍勢が日坐に迫り、ヤマトの使者・振禰(ふるね)に飛良が単独で会見することとなったが、実は男である飛良の秘密がバレないように、小波也が身代わりに使者と会うことになり…。
八島さんの新作は古代ファンタジー。はみ出しでも八島さんが「楽しかった」と書かれていますが、八島さんの絵に似合っていると思います。素顔の飛良くんがいい奴で好きだな~。「古事記」「日本書紀」などで描かれる日本の古代史は主にヤマト側のことしかわからないのですが、反対の地方豪族側にもこのような様々なドラマがあったはずです。切ない想いを隠しつつ、飛良くんの身代わりとなる小波也ちゃんですが、果たして…?

2006/07/10 ★LaLaスペシャル8/1号発売★「始まりのレクイエム」

命の終わりに全ての人が通る空中廻廊。ディーはその案内人をかれこれ60年勤めている。そこへやってきた通過者・三澤りく(78歳)は、一生の各一年を映す鏡で過去を振り返れると知ると、猛ダッシュで16歳の鏡へ。こんなにすっ飛ばす奴は初めてだ。誰に会いたいんだろう? 追いついたディーが見たのは…。
自分の過去を鏡で見られる不思議な空中廻廊。もしこれまでの一生を見られるとしたら、あなたはどの一年を見に行きますか? その場所に行けるとしたら、どこに行きますか? りくさんの最期の想いを目の前にして、ディーが思ったことは…?

2005/08/10 ★LaLa DX9月号発売★「おもいで屋」

思い出を売り買いする「思い出屋」を中心にした、ファンタジックなお話です。
「過去に起きた事実は変えられないけれど、自分の中でのその過去の意味はこれから変えられる」と、僕は周りの人に言うことがあります。例え辛い思い出でも、それは自分の大切な一部分。そしてこれから新しい思い出を作ることもできます。
「思い出屋」はとてもおもしろい設定で、いろいろ展開できそうなので、続編を期待します(^_^)

2004/11/10 ★LaLa Special発売★「北極星旋律」

八島時さんの新作は天文部を舞台にした星にちなんだお話。
地球の地軸は「歳差運動」といって、少しずつ回って動いています。一万数千年で一周するんだったかな?(うろ覚え) 従って天の北極にある"北極星"も、時代によって違う星に変わっていきます。
絶対動かないと思える星だって動いて変わってしまうけれど、変わってしまうからと言って何も残らない訳じゃない。お兄さんのピアノだってしのぶくんの中にいろんなものを残しているはずです。

2004/08/10 ★LaLa DX 9月号発売★「白いオオカミ」

佐々木あおいは、友達と3人で人形劇同好会を結成している大の人形好き。そんなあおいが気になっている人は、校内一の遊び人と目される松本遼平。人形劇を演じた園で見た、子供達と一緒に笑っていた彼が気になっているのだった・・・。
はみ出しのコメントでも書かれてますが、八島さんがいろんなことに挑戦した作品だと思います。人をわかろうとすること、わかろうとしても報われないこと、わからなくても何かできないかと動くこと。あおいちゃんの懸命の願いが、人形劇を通して語られていきます。

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