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タイトル,回・サブタイトル 作者・掲載誌・単行本収録
木もれび裁判/1 岡崎呼人
花とゆめ1999年13号

6月の平凡な月曜日、高野三森(みもり)は、何度も引っ越し・転入を繰り返す暮らしや、母親の束縛から逃れるために自殺を決意。その前に一目会おうと、母親にはめられた手錠のままで好きな正木幸弘に会いに行く。正木は2年前に三森に一目ぼれして告白したのだが、三森は近い将来の別れがつらくなると思って断っていたのだ。奇妙な”逃亡計画”に付き合わされた正木は・・・。
「逃げる」って、いろんな意味がありますね。一般に「逃げる」=「悪い」と言ってしまうことが多いですが、何かから逃げることは、別な何かに出会うことなんでしょう。「自由」っていうのは束縛がないことじゃなくて、自分で自分のあり方が決められることだと、僕は思います。
何度も読まないと理解しにくい作品ですが、それだけ深みがあります。僕も転校を経験しているので、共感できる部分があります。
あと、コマの中で初夏の日射しの感じがよく出ていると思います。